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意識しないと近づきすぎてしまう!心の距離が近すぎるのはトラブルのもと。パートナーにイライラすることが続いたら、「夫婦でも他人」を意識して、伝え方を見直しましょう。

 

「パートナーが思い通りにしてくれない!」

「夫婦なんだから私のこと理解してほしい」

「言わなくても気づいて、やってほしい」「どうして夫(妻)は頼んでいるのにこうしてくれないんだろう?」

 

恋人や夫婦など、深い関係であればあるほど相手に求めるものが多くなることがあります。

 

 

「私のことを愛しているならこうしてくれるはず」

「私の望みを叶えてくれないなんて、私のこと好きじゃないんだ!」

 

そんなふうに思いつめてしまう女性もいます。

(ほとんどの場合、逆効果です…私が実証済み!笑)

 

 

相手が思うような言葉や態度をしてくれないとき、きつい言葉をかけてしまったりするのは、心を許せる相手だからこそでしょう。

 

強い態度に出ても、夫婦なら簡単に別れられないともわかっているから。

 

 

 

パートナーとはどんな関係でいたいですか? 

そのイライラは、心の距離が近すぎるせいかも。

 

 

だけど本当はどうしたい?

好きで一緒になった相手と、この先何十年もイライラした毎日を過ごしたいですか?

 

「相手を自分が望むように変えたい、変わってくれないとイライラする!」

 

もしそんなふうに思うのなら、相手の心に踏み込みすぎているサインかもしれません。

心地良い関係を作りたいと思うのなら、相手と少し距離を置くことを考えてみませんか?

 

 

距離を置く、といっても別居するなどの物理的な距離ではありません。

目に見えない、心の距離です。

 

心の距離が近すぎると、まるで自分と相手が同じように感じてしまいます。

同じ価値観じゃなかったり、自分の望みを叶えてくれない相手を、なんとか思う通りにしたいと感じてしまい、それができないことでイライラしがち。

 

 

例えば夫に家事を頼んだら、中途半端で終わってしまった。

自分とやり方が違う。

もっとこうしてほしい。

子供が泣いているのに、携帯を触ったままでまったくあやしてくれない。

私は料理をしていて忙しいんだから、少し遊んでくれたっていいのに!

 

イライラしはじめると、夫に頼む言葉もきつくなってしまいます。

 

 

夫婦であれば、まだ恋人だったときにことや、それよりもっと前のことを思い出してみてください。

 

今のように、何も言わなくてもわかってほしいと思っていましたか?

 

わかってもらえるように言い方に工夫をしたり、相手のことも理解したいと考えて丁寧に話していませんでしたか?

 

 

長く一緒にいると、相手と自分の境界があいまいになり、自分が望むことや自分の価値観を相手にも押し付けてしまうことがあります。

 

反対に、まったく関係のない他人に対しては何も望まないでしょう。

それはそもそも無関心だからです。

 

つまり、相手に対する気持ちが大きいほど、相手との心の距離が近づく、または近づきたいと思う傾向があるのです。

 

 

 

 

近づきすぎた心の距離を話すには、「夫婦でも、他人」を意識すること。

そして、伝え方を見直すこと。

 

 

夫婦であっても、何十年一緒にいても、他人。 夫と妻は違う人間。

いくら趣味や嗜好が似ていても、やっぱり違う人間で、まったく同じにはなれません。

 

思ったことは言わないと伝わらないし、言い方ひとつでけんかにもなります。

 

同じものを見たり、食べたりしても、良し悪しの基準は違う。

 

「私とあの人は違う」

「私がいいと思ったことも、あの人はそう思わないこともある」

「100%理解しあえることはない」

 

これをきちんと認識することです。

 

それが意識できれば、相手を変えることができないことに気づきます。

 

 

あなたがパートナーに言われたとおりになかなか変われないように、パートナーもまた、あなたが思うとおりには変われないのです。

 

だから相手に伝えるのは、「こうしてほしい」とか、「こんなふうに変わって」ということではありません。

 

 

相手に伝えなければいけないのは、

「あなたがどうしたいのか」

「何をしてくれたらうれしいか」

これだけです。

 

 

これが誤解なく伝われば、パートナーはあなたがしたいことを理解し、あなたが喜ぶことを選択することができるのです。

 

「こうして、ああして」と押し付けるよりずっと気持ちのいい関係でいられると思います。

 

 

 

パーソナルスペースが心の距離に影響する

 

 

他人に近づかれると不快になる距離のことを、パーソナルスペースといいます。

ウィキペディア参照

 

このパーソナルスペースを利用して、人付き合いや恋愛に生かす方法などはよく紹介されていますね。

 

「物理的な距離が近くても、それを不快に思わない=相手に好意を持っている」

というふうに考えられますので、気になる相手と自然に近づくことができれば、自分に対しても好意を持ってもらいやすくなるということです。

 

ということは、物理的な距離と心の距離は比例する関係にあるといえます。

 

夫婦や恋人になると、自然とふたりの距離は近くなります。

一緒の時間が長いほど、心の距離も近づきやすい傾向があるということです。

 

自分と相手がまるで同じかのように錯覚し、自分の価値観や望みを相手も理解してくれるものと信じて相手に押し付けてしまったり、思い通りにならない相手にイライラするのはそのせいです。

 

近すぎる相手だからこそ、上手に心の距離をとることで、心地いい関係をつくることができます。

 

 

◇「夫婦でも、他人」

◇伝えるべきことは、「あなたがどうしたいのか」「何をしてくれたらうれしいか」

 

「最近けんかが多いな」「パートナーにイライラしてしまうな」と感じたら、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。